相続財産シミュレーションの2次相続シミュレーションについてのよくあるご質問

2次相続シミュレーションの計算方法を知りたいです。

以下の通りです。

以下の条件における、2次相続シミュレーションの内部計算例をご説明いたします。


この時の2次相続シミュレーションのダウンロード画面は以下のような表示となります。


2次相続シミュレーションを作成すると、以下のような結果が出力されます。
ここではこの結果帳票でいう「配偶者の取得割合(1次)」が 40% の行を例に、システム内部での計算手順をご説明いたします。
・1次相続 納付税額: 1,320万円
・2次相続 納付税額: 1,160万円


まずは「1次相続 納付税額」の計算についてご説明します。
2次相続シミュレーションでは、どのような種類の財産であっても、すべて現預金であるかのように取り扱います。
どの相続人が相続するか、が重要な土地(小規模宅地等の減額)であっても、同様に現預金とみなして扱います。
つまり、今回の財産の例であれば、相続財産シミュレーションの「現金・預貯金」として以下のような財産が登録されているとみなします。


そのうえで、配偶者が「そのすべての財産を40%ずつ受け取った」ものとして1次相続の税額を計算します。
上記の現金・預貯金の登録を行った上で、以下のような財産分割案を登録したものとして計算いたします。


次に「2次相続 納付税額」の計算についてご説明します。
2次相続では配偶者が所有している財産を元に計算をいたします。
今回は「配偶者固有の財産」無しでシミュレーションしたため、2次相続発生時に配偶者が所有している財産は以下の通りです。
現預金も土地も150,000千円のうち40%を相続したものとするため、60,000千円ずつ所有しているとみなします。
なお、2次相続を計算する際には、1次相続で適用した小規模宅地等の減額は考慮いたしません




配偶者が所有している、計120,000千円の財産を、法定相続分通り子で案分したものとして納付税額を計算します。
つまり上記の現金・預貯金の登録を行った上で、以下のような財産分割案を登録したものとして計算いたします。


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